みなさんこんにちは。
彼女のために自分でバラ育てちゃう系男子、略してバラ男子RoRoです.
さて、僕は現在、こちらの本でバラの勉強をしています。

鈴木満男氏監修の『決定版 美しく咲かせる バラ栽培の教科書』という本です。
ちなみに、前回の学習内容はこちらです。

本日は17日目ということで、つぼみのピンチについて学びます。(p.136-p.137)
前回は「シュートのピンチ」を学びましたよね。本日はつぼみのピンチの話になります。
それでは早速いってみましょう!
つぼみのピンチの目的とは
つぼみのピンチは、主に以下の目的で行われます。
・ベーサルシュートの発生を促すため
・花を咲かせないようにし、株の体力を保つため
・開花時期をずらし、花を長く楽しむため
・病気を早く回復させるため
前回も話しましたが、四季咲きの品種はピンチによる開花調整が必要です。
バラは放っておくと枝につぼみをつけ、それら全てが花を咲かせようとします。そうするとそれぞれの花に栄養が分散するので、花一つ一つは小さくしか成長できなくなるのです。
また、株全体の体力も消耗し花つきも悪くなります。
いつピンチをすればいいの?
新苗や大苗を植え付けたら、9月ごろまではつぼみを摘み取ります。
つぼみの直径は1.5cmくらいになったら摘むのが良いとされています。
ピンチが早すぎると、摘んだ後も花枝が伸び続けてしまうのでタイミングが重要です。
ただし、9月を過ぎたらつぼみはピンチせず、そのまま花を咲かせます。花を咲かせ、葉を多く残すことで耐寒性がつきます。
どこをピンチすればいいの?
枝の先端にある大きなつぼみを残して、下のつぼみをピンチします。
もし花枝が一斉に伸びて花が一度に咲いてしまいそうな時は、2割ほどピンチして開花調整を行います。

茎に爪を立てないようにして、指の腹でつぼみをつみます。
この時、つぼみは引っ張らないように下の方に折り曲げるようにして取るのがコツです
(補足)ブラインド枝のピンチ
ブラインド枝とは
春に伸び始めた枝の中には、花芽が途中で発達をやめてしまうものがあります。これを「ブラインド枝」と言います。ブラインド枝は、花を咲かせるのを中止し(生殖成長の停止)、自分を守る(栄養成長に戻る)ことを行います。
ブラインド枝になる原因は?
日照不足や急激な温度変化が原因とされています。また、植物には肥料や水をあげすぎると、生殖成長をやめて栄養成長に戻ってしまう性質があります。
ブラインド枝の対処法は?
栄養状態や生育条件が良くなれば、再び新しい芽をつくります。
新芽が2本出たら、弱い方をピンチして様子を見ましょう。
ブラインド枝を切ってしまうと、葉の数が減ってバラの咲き方や成長に影響が出るので、切らずに芽が出るのを待ちましょう。
いかがでしたか?
今回学んだつぼみのピンチは、『バラ栽培に欠かせない8つの重要作業』の一つになるので、しっかり覚えておきましょう。
8つの重要作業とは・・・水やり、シュートのピンチ(学習済み)、薬剤散布(学習済み)、剪定と誘引、芽かき、花がら切り、寒肥、つぼみのピンチ(学習済み)のことです。
明日も残りの項目を学んでいきますので乞うご期待♪
本日のまとめです。
・基本的に四季咲きのバラで行う作業だよ
・開花時期をずらすことで、花を長く楽しめるようになるよ
・ピンチする時は、人差し指と親指の腹で摘まんで下に折り曲げるようにしよう!
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