みなさんこんにちは。
彼女のために自分でバラ育てちゃう系男子、略してバラ男子RoRoです.
さて、僕は現在、こちらの本でバラの勉強をしています。

鈴木満男氏監修の『決定版 美しく咲かせる バラ栽培の教科書』という本です。
ちなみに、前回の学習内容はこちらです。

本日は19日目ということで、バラの水やりについて学びます。(p.112)
園芸の世界では「水やり3年」と言い、数ある園芸作業の中でも経験が必要な難しい作業と考えられています。
テキトーにやると、病気や害虫の発生を助長したり、株を弱らせてしまったりするので注意が必要です。
本日はいつも以上に気を引き締めて学んでいきましょう。
それでは本日も学習開始です!
無神経な水やりをすると….
いくつか例をあげます。
水やり過剰だと → 根が腐ったり、枝が伸びすぎます(節間が間のびする)
逆に、水が少ないと → 生育不良になります(具体的には、花がつかない、花色が悪くなる、花枝が伸びない、シュートが発生しない、花が大きくならない、葉が落ちる、葉焼けを起こす などです)
バシャバシャ水をかけて泥が跳ね返ると → 黒星病が発生しやすくなります
冷たい水をかけると → べと病が発生しやすくなります
冬の夕方に水を与えると → 株が凍って、最悪枯死します
と、このようにバラは非常にデリケートです。
「鉢植え」と「庭植え」で違う 水やりの仕方
「鉢植え」と「庭植え」では水やりに違いがありますが、両者に共通するのが「水やりは午前中が適している」ということです。
午前中はバラが光合成を活発に行うため、必要な水を根からぐんぐん吸い上げます。その時もし水が無かったらエネルギーを作れないですよね? ですから、光合成が盛んになる前、つまり午前中に水をあげておくのが良いのです。
それから、「株は上から水をかけずに、株元にやさしく、たっぷり与えるのが基本」です。
先ほどの例でも紹介しましたが、ジャバジャバ上から水をやると病気の原因になるので注意が必要です。

では続けて、「鉢植え」と「庭植え」の水やりの違いについても見ていきましょう。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、年間を通して水を与えます。基本は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えてください。
庭植えの水やり
庭に植えつけてから1ヶ月程は定期的に水を与えます。根が活着(株が土に根付くこと ※ポイント参照)してからは、定期的な水やりは必要ありません。後は株の様子を見ながら必要に応じて適宜水をあげます。特に晴天が続いて地面がひどく乾いてるようであれば水をあげてください。
根の活着は芽で確認します。新しい芽が2cm以上伸びていれば活着成功です。
季節ごとの水やりの違い
季節によっても水やり方法に違いがあるので解説していきます。
春と秋
この季節は天候が変わりやすく、気温も急激に変化します。そのため病気が発生しやすくなる時期でもあるので、水やりはその日や翌日の天気・気温を確認してから行ってください。
夏
夏の水やりは、朝夕の涼しい時間帯に行います。ホースで水をやる場合、ホース内に残った熱い水は出し切ってから、水をかけてください。
冬
冬は晴れた日を選んで、午前中10時ごろ気温が上がってから水をやります。夕方に水をやると株を凍らせてしまうことがあるので、夕方には行わないようにしてください。ホースで水をあげる場合は、夏と同様、ホース内の水を出し切ってから水をかけるようにします。
その他の注意点
・ホースにノズルをつけて勢いよく水をあげると、水圧で泥がバラに飛び散ったり、土が固まる(締まる)ことがあります。これは病気発生の原因にもなりますので、水圧は加減し、やさしく株元に水をあげるようにしましょう。
・井戸水を使う場合は、pH(ピーエイチ、ペーハー)にも注意が必要です。バラは弱酸性の水を好みますが、井戸水は土壌によってはアルカリ性に偏っている場合があります。アルカリ性だとバラの生育を阻害することになります。庭植えの場合は雨水が酸性のため、それほど気をつかう必要は無いですが、鉢植えの場合は注意をしましょう。
いかがでしたか?
今回学んだ水やりは、『バラの栽培に欠かせない8つの重要作業』の一つになるので、しっかり覚えておきましょう。
8つの重要作業とは・・・水やり(学習済み)、シュートのピンチ(学習済み)、薬剤散布(学習済み)、剪定と誘引、芽かき(学習済み)、花がら切り、寒肥、つぼみのピンチ(学習済み)のことです。
残りは3つです。
明日も一緒に楽しく学んでいきましょう♪
本日のまとめです。
・上からジャブジャブやらないで、根元にやさしくあげてね
・「鉢植え」と「庭植え」の違いに注意だよ
・季節によってもやり方が違うから、何度も復習して確実に覚えよう!
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